最終更新日:2012年1月30日
大阪ラーメン部が考えた「大阪ラーメン」のコンセプト
ありそうでなかった大阪のご当地ラーメンづくりという大きな課題に、記者の視点でアプローチし、さまざまな取材の結果、「甘辛」「始末」を2本柱とするコンセプトを導き出しました。
「甘い」とも「辛い」とも違う、うまみのあるまろやかな味わい。大阪人には「濃い」と感じる、一歩手前に「うまい」と感じる味覚がある。それが甘辛ともいわれる。
大阪商人気質を背景にした「始末」とは、始めと終わりの辻褄がきちんと合っていること、そろばん勘定ができていることを意味します。料理でいうと、食材を無駄なく使いきること。
ラーメンのスープでは一般的なコクのある鶏がらの醤油ベースに、大阪で好まれている“とろろ昆布”の旨みを組み合わせることで、濃いと感じる一歩手前の絶妙な「甘辛」味を目指しています。
食材を無駄にしないというところに注目し、フレーバー(風味)を抽出する際に生まれた「チャーシューだれ」をスープに使用します。たっぷりの素材と時間をかけてできたチャーシューダレには、旨みが凝縮され通常よりも贅沢な味わいのスープに仕上がります。
開発ストーリー(各記事の詳細はMSN産経westへ)
産経新聞大阪社会部の「ラーメン部」のコンセプトのもと、エースコックで進めた商品開発のストーリーをご覧いただけます。
9/28試食会開催!!
諸国漫遊 いちびり庵(大阪市中央区)にて、大阪ラーメンの完成に向けて試食会を開催いたしました。当日の模様はプレスリリース(PDF)をご覧ください。